推理[文芸]
かささぎの宮廷占い師は寿ぎを継ぐ
占い×問題解決×中華ファンタジー
「ーーこれがお前の『運命』だ」
華島国、佐州のとある宿場町。十七歳の嶌喜鵲(とうきじゃく)は、占い師である父に遺言とともに命式(1)の書かれた紙を渡された。父没後、占い師として暮らしていた彼女は、来訪した将軍の茗朱鷹(めいしゅおう)の命式を見て驚く。彼は父に託された『運命』の人だった。
茗将軍は喜鵲に、大貴族家隼家と隼家を重用する皇太后によって作られた皇城の空気に一石投じて欲しいと依頼する。どうやら隼家お抱えの占い師が「皇帝は皇帝に不適格」と噂を立て、少年皇帝緋王を貶めているらしい。
「占いは人を謗るものじゃない。人を活かすためのものよ」
幼馴染の師兄、如子孝(じょしこう)が止めるのもなんのその。
占い師としての矜持と『運命』への興味を胸に、喜鵲は茗将軍に従い皇城へと向かう。
彼女に待ち受けるのは、動物が四貴妃と化した大混乱の後宮、そして皇太后主催による占いバトルだったーー
・(1)……生年月日から導き出した占いに用いる「図」
◇◇◇
・算命学をベースにした鑑定を行なっておりますが、現実の全ての占術とは無関係のフィクションです。
・ゆるふわ中華ファンタジー。酢醤油つきの肉まんを食べてます。
・後宮四夫人が動物です。
・ブラコン義兄と謎の将軍と元気な女主人公のわちゃわちゃ。
ネトコン12 / 女主人公 / 身分差 / 年の差 / ヒストリカル / 中華風 / 占い / 後宮? / ゆるお仕事 / ゆる推理 / コメディ / R15
全11話完結
2023/11/11 22:06更新
43,252字 (3932字/話) 53%
43,252字 (3932字/話) 53%
日間P
-
総合P
582
ブクマ
63
平均評価
8.94
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
80.95%
評価P
456
評価者数
51
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/10/31 12:26
※googleにインデックスされているページのみが対象です