ホラー[文芸]

奇々怪々なモノは人を惑わす

 通学路、通勤路、ただのそこにある道に過ぎない。毎日変わることがなく、反復されるものだけども、ふと魔がさす瞬間がある。その時の気分であったり、時間に追われ、何か偶然の連続だったり……。本来なら現れるはずのない道が、人々の周りに現れるようになった。もし、それがナニかの仕業だったら?
 あの子をどこにやった?暗い夜道に響く声とそれに操られる人の欲望、いつもの帰り道に現れる魔の道は、狙われた者にしか見えない。
 女子高生の雫は仲良しの友達と恩人の記憶を失っている。その記憶は魔の道を閉じる大きな鍵だった。不穏な何かが自分をつけてくる。夜の帰り道に、それは一定の距離を保ちながらやってくる。雫は得体の知れないモノが日々近づいていることを感じている。
 事件に関わることになった黒服の男、橘と不思議なその助手のハク。雫と出会い、事件に挑む。橘がこの事件に関わるのは、探している人のためであった。

 それほど怖くない話です。
 

R15 / 残酷な描写あり / 怪談 / 夏のホラー2023 / ESN大賞5
全12話完結 2023/07/13 23:11更新
40,160字 (3346.7字/話) 36%
日間P
-
総合P
6
ブクマ
0
平均評価
6
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
-
評価P
6
評価者数
1
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2025/05/19 12:41
※googleにインデックスされているページのみが対象です