異世界[恋愛]

「俺の友人にでも貰ってもらえ」――では、公爵様と本気の恋を始めます ~殿下の遊び相手が、私の恋人になりました~

「そんなに結婚したいなら、俺の友人にでも貰ってもらえ」

婚約破棄を告げた殿下は、隣に立つ公爵様を指して笑った。私はジュスティーヌ、侯爵令嬢で二十四歳。

「殿下、その言い方は失礼だ」

真っ先に怒ってくれたのは、指をさされた公爵様だった。話を遮らない人。使用人にも礼を言う人。殿下が笑うたび、困った顔をしていた人。

「では、公爵様。今度、私と出かけていただけますか?」

断られると思っていた殿下の前で、公爵様が真っ赤になった。

「本気にするな!」

「ご紹介ありがとうございます。選ぶのは私です」

散歩、観劇、夕食。公爵様を知るほどに、私は好きになる。そして殿下は、友人を誘うたびに、私との先約に負けていく。

「そいつは俺の友人だぞ!」

「はい。私の好きな方でもあります」

アイリスIF9大賞 / ESN大賞11 / 女主人公 / ハッピーエンド / 婚約破棄 / ざまぁ / コメディ / 溺愛
短編 2026/09/18 12:43更新
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最終取得日時:2026/10/20 12:07
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