空想科学[SF]

マリア様は胎教中! ~代理母ですが胎児が神の子を自称するので困っています~

 地球全体が汚染された近未来。人類は、地球再生に尽力する上層階級と、スラムで貧困に喘ぐ下層階級に分かれていた。下層出身のマリアは、高額な報酬目当てで上層階級の夫婦の代理母に立候補する。エリート層は子宮を外注するのが一般的になったこの時代、健康な肉体しか持たない女にとって、それがほぼ唯一の成り上がる道なのだ。

 処女であること=新品・未使用の子宮を武器に無事に採用されたマリア。しかし、子宮に受け入れた胎児はどうやら只者ではなかったらしい。妊娠後期になるにつれて、マリアは子宮から響く声に悩まされることになる。
「マリア……母さん。助けて欲しいんだ」「うるさいうるさい! 言いたいことがあるなら、生まれてからせめて二年は待ちなさい」

 神の子を自称する胎児と、処女にして妊娠したマリア。聖書さながらの「ふたり」は反発しながらも「母子」の絆を深めていくが──

以前投稿していた作品の加筆修正版です。副題なしでカクヨムとステキブンゲイにも公開しています。

R15 / 残酷な描写あり / 近未来 / ディストピア / 代理母/代理出産 / 遺伝子操作 / デザイナーベビー / 妊娠出産 / 母性/親子 / 搾取 / 命の価値 / 女性の権利 / 貧富の差
全37話完結 2020/09/10 08:19更新
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最終取得日時:2026/08/28 01:43
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