異世界[恋愛]

過去のあやまちなんて、水に流せて当然ね。


 ハイディーは所属している王宮魔法団の上司に結婚に関する書類を提出した。

 職場はお祝いムード一色だったが、そんな中で同僚の一人がハイディーが浮かない顔をしていることに気がついて、婚約者のブルーノに対する良くない噂があることを教えてくれ、きちんとした人か見極めた方がいいと助言した。

 しかし結婚式は差し迫っており時間がない。

 こんな直前に都合よくそんな機会が来るだろうかと考えていると、その日の夜に「ぶっちゃけた話をしていいか? 俺は罪深い男なんだ」とブルーノは切り出した。

 そして罪を告白した彼は、過去のあやまちは水に流して前に進むべきだ! と主張するのだった。

ハッピーエンド / 恋愛 / 婚約破棄 / 微ざまぁ
短編 2025/09/15 20:13更新
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最終取得日時:2025/09/17 12:05
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