ホラー[文芸]

聖女に呪われた国

「国に災害が起きる時、必ず異世界の住人が現れ、危機を救ってくれる」
そんな国があった。実際に聖人・聖女と呼ばれた彼らは、いろいろな知識で国を救ってくれた。
だが、300百年ほど経った頃、ある貴族の令嬢がこんなことを言いだした。

『国に危機が起こると聖女が現れる、というのなら、聖女がいなければ危機も起こらないのではないか?』

 まじめに国政を行っていても、ひとたび聖女が現れれば手柄を持っていかれてしまうと感じていた、第2王子や、同じように不満を持つ一部の貴族令息たちがその考えを密かに支持し、聖人聖女排除思考が高まっている折、運悪くも現れてしまった聖女は、地下牢に閉じ込められ、悲劇的な運命をたどる事となる。

王子 / 聖女 / 貴族 / 令嬢 / ホラー / ネトコン13 / ネトコン13感想 / R15 / 残酷な描写あり
全5話完結 2025/04/04 18:00更新
42,955字 (8591字/話) 21%
日間P
80
総合P
1,772
ブクマ
95
平均評価
8.84
感想数
6
レビュー
0
評価頻度
188.42%
評価P
1,582
評価者数
179
週間読者
6,201
日間イン
7回
ベスト
125位
最終取得日時:2025/04/18 12:06
※googleにインデックスされているページのみが対象です