異世界[恋愛]

『この結婚は間違いだった』と、言われましたので推し活を再開させていただきます!〜旦那様に興味ないので、すみませんがあっち行ってください〜

「この結婚は間違いだった」

開口一番そう言われた子爵令嬢ミシュリーヌは目を見開いた。
レダー侯爵家との縁談がまとまり、トントン拍子で結婚へ。
ミシュリーヌの結婚相手は社交界でアイドル的な人気を誇る騎士団の副団長オレリアンだった。
オレリアンとミシュリーヌは初対面……なはずなのに求婚されておかしいなと思っていたが、どうやら絶世の美女と呼ばれている妹と勘違いしたのではという結論に至る。
「一年後に離縁してくれればいい。後の人生は保証しよう」
ミシュリーヌもオレリアンに気持ちがないため彼のことなんてどうでもいい。
「わたくしの推し活を邪魔しないこと……それだけは絶対に守ってくださいませ」
「オシカツ……? 好きにしてくれ。ただし一年間は俺の妻として振る舞ってもらう」
「了解いたしました!」
ミシュリーヌとオレリアンの歪な結婚生活がスタートするが、彼の様子がなんだかおかしい……?
「ミシュリーヌ、今度一緒に……」
「旦那様に興味ないので、すみませんがあっち行ってください。推し活の邪魔です」
「……わかった」
まさかの立場が逆転!?
すれ違いから始まる推しラブコメディです!


カクヨム掲載中

アイリスIF6大賞 / ほのぼの / 女主人公 / 西洋 / ラブコメ / すれ違い / 推し活 / 契約結婚 / 異世界転生
短編 2025/01/18 09:30更新
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最終取得日時:2025/01/21 12:05
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