童話[その他]
冬の塔のリア
「お願い。お願いよ。ここから出たいの。どうかお願いよ」
大きな植木鉢の前で、ちいさな少女は泣いていました。
こぼれた涙は氷の粒になって落ち、チリン、コロン、と音を立てます。
彼女はうわさどおり、毎日泣いてばかりいるのです。
この冷たく長い冬を、あたたかく美しい春にするため、小さな女王は銀の植木鉢に語りかけました。
〜冬の童話祭り2017参加作品〜
冬童話2017 / 中世 / 女主人公 / 西洋 / 小さな女王
全2話完結
2016/12/13 20:40更新
8,333字 (4166.5字/話) 16%
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最終取得日時:2026/10/05 02:48
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