異世界[恋愛]
悪役令嬢、どこにいる?
守りたい人がいたの。画面の向こう側の人だったし、電源オンオフができるそこに命はなかった。
誰にも気づかれないところで努力して、辛い生い立ちでも腐ることもなく、顔を上げて生きている姿が、ゲームの中とはいえ本当にかっこよかった。ビジュアルが刺さっていたのも大きいけれど、そういう努力ができる人に弱かったんだ。
ルート分岐によっては選ばれない。もちろん、推しだけではなく他のキャラクターたちもそう。
そりゃね、選ぶ人がいれば選ばない人もいるでしょうよ。
成績と点数と内申点で判断される受験だって、数々の視点でふるい落とされる就職活動だって、いかに頑張れるか、やれるかのアピールができなければ選ばれることはない。
でもね、選ばない人がいるのなら、選ぶ人もいる。よく言うでしょ、捨てる神あれば拾う神あり。そんな御大層なものではないけれど、少しでも助けになることができたなら。
転生したシェイティは自らに、そしてあなたに問いかける。
「悪役令嬢なんて、どこにいるの?」
異世界転生 / アイリスIF9大賞 / ギャグ / ほのぼの / 女主人公 / 学園 / 日常 / ハッピーエンド / グルメ / 青春 / 乙女ゲーム / 悪役令嬢 / ネトコン14感想 / 恋愛部門異世界
短編
2025/09/30 18:30更新
8,775字 35%
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最終取得日時:2026/07/05 12:26
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