ハイファンタジー[ファンタジー]

チートで終わらせた戦争の後始末に赴任したら、前世が外交官だったので普通の交渉で片づけることにした

魔王を倒した勇者は、「俺の仕事は終わった」と言い残して去った。
だが、戦争は「倒した」だけでは終わらない。

魔王軍の残党三万は行き場を失い、国境線は曖昧なまま。難民は溢れ、隣国は領土を主張し、同盟国は戦後の分け前を要求してくる。

──これ、魔王倒すより面倒だろ。

そこに送り込まれたのは、チートなしの「凡人枠」転生者。前世は外務省の在外公館に三十年勤めた領事官。──外交官というよりは事務屋だが、本人いわく「外交官って言った方が話が早い」。
剣も魔法も使えない。だが「領事協定の起草」「難民の法的地位の確保」「現地政府との折衝」なら、前世で三十年やってきた。

誰にも注目されない「地味な交渉」で、勇者が放り出した戦後を片づける。

チートで終わらせた戦争は、チートでは片づかない。
必要なのは──地味で、退屈で、誰も褒めてくれない「外交」だった。

異世界転生 / 外交 / 戦後処理 / 外交官 / チート不要 / ハッピーエンド / 主人公有能 / 知識チート / 行政 / コメディ / 短編 / 読み切り / 社畜 / 男主人公 / 内政
短編 2026/02/18 18:00更新
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最終取得日時:2026/02/22 12:05
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