空想科学[SF]

過去から来た男

 とある休日、男が部屋で横になり、ふーっと息をついた。その瞬間、インターホンが鳴った。男はしぶしぶ起き上がり、玄関へ向かう。

「どちらさまで……うわっ、なんだあんた!」

「うわっ、ああ、いえ、私は怪しい者ではありませんよ。えっと、とりあえず、中に入ってもいいですか?」

「なんだよ、なんなんだよ、強盗か……?」

「いやいやいや、そんなんじゃないですよ。うわあ、とにかく、さささ」

 彼は半ば強引に押し切られる形で、その訪問者を部屋に入れてしまった。彼は訝しがりつつ、男に訊ねる。

未設定
短編 2024/10/22 11:00更新
2,113字 86%
日間P
-
総合P
10
ブクマ
0
平均評価
10
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
-
評価P
10
評価者数
1
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2025/07/09 12:20
※googleにインデックスされているページのみが対象です