推理[文芸]
探偵・宮代千鶴にテコを入れる
宮代千鶴は有能すぎる私立探偵。幼馴染でミステリ作家志望の浦羽道雄は彼女の活躍を小説化したいが、どんな事件でも即座に解決してしまう彼女は、小説にしてもまったく面白くならない。もっと事件を盛り上げてくれという要望に応じる気配もない。
そんな二人のもとに奇妙な依頼が舞い込む。依頼主は、初対面の男女が数日間の共同生活を送るコテージ〈くりえいてぃ部〉に滞在している無名の小説家。他の滞在客の中に、彼のアイデアを狙うスパイが紛れていると云う。
そして到着した〈くりえいてぃ部〉で、事件は既に起きていた。千鶴はいつも通り秒速で解決しようとするが、道雄は出来心から、彼女を苦戦させるために虚偽の報告をする。それこそが悪夢の始まり。唯一の吊り橋が爆破され、妨害電波により通信機器も使えない。連続する不審死。想定外の数々。クリエイティブなクローズド・サークルで巻き起こる、前代未聞のテコ入れミステリ。
(エブリスタにも掲載中)
未設定
全35話完結
2022/07/15 18:00更新
122,729字 (3506.5字/話) 57%
122,729字 (3506.5字/話) 57%
日間P
-
総合P
180
ブクマ
26
平均評価
9.14
感想数
3
レビュー
0
評価頻度
53.85%
評価P
128
評価者数
14
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2025/07/25 12:41
※googleにインデックスされているページのみが対象です