異世界[恋愛]

卑しい聖女だからと国外追放されたけど、追放した本人がついてきた

元々は孤児だった私が、聖女として迎えられてから十年が経った。
神に祈りを捧げる聖女の儀まで後半年というところで、婚約者であるリオン殿下に呼び出される。

そうして玉座の間に向かった私を待っていたのは、私を苛めていた令嬢と、彼女の横で親しげに立つリオン殿下だった。

「聖女とは名ばかりの卑しい娘め! お前の横暴振りは俺の耳にも入っている。今すぐ聖女の位を返上し、ここから――いや、この国から去るがいい!」

そうして私は、国外に追放されることになった。

国境までの馬車に同乗するのは、追放した本人であるリオン殿下。
彼いわく、逃亡しないように監視するためらしい。

身分差 / 女主人公 / 西洋風 / 魔法 / 聖女 / ざまぁ?
短編 2022/07/09 05:46更新
8,810字 31%
日間P
-
総合P
10,908
ブクマ
450
平均評価
8.16
感想数
3
レビュー
0
評価頻度
272.44%
評価P
10,008
評価者数
1,226
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/05/13 12:55
※googleにインデックスされているページのみが対象です