現実世界[恋愛]

手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない

 宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
 葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
 なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
 その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
 そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
 幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
 ……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。

R15 / スクールラブ / 日常 / 青春 / ラブコメ / 幼馴染の際どい距離感 / 中学生 / 同級生 / JC / 思春期 / ヤンデレ少々 / 清楚系巨乳ヒロイン / わからせわからせられ / 甘々 / 初恋 / ハッピーエンド
短編 2023/06/09 18:45更新
6,674字 39%
日間P
-
総合P
3,978
ブクマ
459
平均評価
8.72
感想数
1
レビュー
0
評価頻度
76.47%
評価P
3,060
評価者数
351
週間読者
127
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/05/16 12:34
※googleにインデックスされているページのみが対象です