その他[その他]

猫神様

「もしもし」

「え……んん?」

「もしもしとな」

「えっ、えぇ?」

 度肝を抜かれるとはまさにこのことだ。足がふらつき、おれは尻餅をつきそうになった。帰り道を歩いていたところ、後ろから声をかけられ振りむくも人の姿はなし。また歩き出そうかとした時、再び声をかけられ、振り返った。ただし今度は視線を下にした。足にちょんちょんと叩かれる感触があったのだ。
 そして、そこにいたのは……

「私は猫神様なのだ」

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短編 2024/06/28 11:00更新
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最終取得日時:2025/07/09 12:26
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