異世界[恋愛]

断罪令嬢のまかない飯が旨すぎて、冷酷王子が厨房から出てこない。

「わたくしは家名で生きてきたのではなく、舌と手で生きてきたのです」——婚約破棄と家の取り潰しを同日に言い渡された令嬢アイリルは、身を隠すため名を伏せ、王宮の裏口から厨房の見習いとして潜り込む。頼れるのは、舌の記憶と、鍋を握ることを許してくれた亡き母の教えだけ。だが、ふるまった一皿の「まかない飯」が冷酷と噂の第二王子フェリクスを厨房の片隅から動けなくさせ、さらには王都を揺るがす卸問屋の腐敗へと繋がっていく。食材の産地、仕込みの刻限、器の重さ——厨房に積まれた無数の気づきが、やがて令嬢を陥れた者たちの嘘を丁寧に剥がしていく。大立ち回りはない。ただ、湯気の向こうで一つずつ証拠が揃う。鍋を振る手は震えない。これは、追われた令嬢が、出汁と塩と人の縁で成り上がる物語。

異世界転移 / ESN大賞10 / JR西じゆうに大賞1 / HJ大賞7 / BWK大賞1 / 春チャレンジ2026 / 女主人公 / 西洋 / ざまあ / 成り上がり / お仕事 / 身分差 / 噓から始まる物語 / 異世界転生 / 異世界恋愛 / コメディ
全10話完結 2026/04/28 12:07更新
27,244字 (2724.4字/話) 27%
日間P
-
総合P
212
ブクマ
25
平均評価
8.53
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
76%
評価P
162
評価者数
19
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2026/10/05 12:16
※googleにインデックスされているページのみが対象です