異世界[恋愛]

「腕を買っただけだ」と言い張る無愛想な将軍が、軍医の私の手当てのときだけ大人しくなる理由

子爵令嬢ヨハンナは、戦傷と毒と疫を診る軍医だった。
だが婚約者に「血と薬の臭いがする女など要らぬ」と婚約を切られ、王都を追われる。拾ったのは、戦場で「氷の将軍」と恐れられる若き将軍ライハルト。「腕を買っただけだ」と無愛想に言い放つ男は、けれどヨハンナが徹夜で兵を診た朝にだけ、黙って毛布をかけていく。薬湯を運ぶ刻限を、なぜか待っている。
この人、自分が私にだけ甘いことに、気づいていないのでは——。
そんな折、敵に内通した元婚約者の手で、ライハルトに遅効性の毒が盛られる。診断も解毒も、戦場でそれをやれるのはヨハンナだけ。軍医の知が、将軍の命と王国の戦線を握る。
衆前で生死の淵から将軍を引き戻したとき、彼女を「薬の臭いがする女」と切った男たちは、もう何も言えなかった。そして氷の将軍は、ただ一人ヨハンナの前でだけ、不器用に膝を折る。

異世界転生 / 溺愛 / 女主人公 / ギャップ萌え / ツンデレ / じれじれ / 婚約破棄 / ざまぁ / 専門職 / ハッピーエンド / 身分差
短編 2026/06/13 19:00更新
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最終取得日時:2026/09/15 12:11
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