私ことアディル・ラヴェインは、伯爵家の一人娘であり、日本からの転生者だ。
そんな私は、義妹と相思相愛で結婚の約束までしていたと噂されているヴァルフレッド・オブラスタ公爵と政略結婚をし、只今、初夜の真っ最中である。

私を睨みつけている公爵閣下から、あのお決まりの言葉が出ることを今か今かと待ち侘びて……ついに！

「君を好きになることはない」

キタァーーーッ！！

そして私は笑顔で返す。「私も以下同文です」、と。
けれど公爵閣下は何故か傷付いた顔をし、「考え直してくれ」と言ってきて！？

傷付いた顔をするのは本来なら私のハズでは！？　一体どういうこと！？


※コメディーです。生温かい目で読んで下さいませ……。
少しでもクスリと笑って頂けたら至福の喜びです。
※誤字脱字報告ありがとうございます！

R6.1/3　日間ランキング1位、本当にありがとうございました！
R6.1/7　ムーンライト様の方に【初夜やり直し編】を載せました。R18ですのでご注意を。
タイトルで検索すれば出てくると思いますので、興味がおありな方は是非読んでみて下さいませ。
R6.4/7 　皆様から戴きました感想を参考に、加筆修正をしました。