異世界[恋愛]

「お前を愛することはない」と白い結婚を告げられたお飾りの王妃ですが、何も問題ありません

政略的な思惑で王家に嫁いだ伯爵令嬢シュテフィ・ファミッツ。
彼女の夫となる若き国王ユルゲンは聖女であり愛人のマヤを溺愛しており、結婚初夜、吐き捨てるように告げられた。
「これは白い結婚だ。お前を愛することはない。俺の愛はただ一人、マヤに向けられている」
つまりシュテフィはお飾りの王妃に過ぎないということ。
いくら愛のない結婚とはいえ、通常子作りは必須。ユルゲンのシュテフィへの仕打ちはあり得ないものだ。
しかしシュテフィは「承知いたしました」と静かに頷いただけで、不満を言ったりはしなかった。
だって、彼女の目的は王家に嫁いだ時点で達成したも同然だったのだから――。

※エブリスタに重複投稿しています。

シリアス / 女主人公 / ハッピーエンド / 白い結婚 / 愛することはない / お飾り妻 / 王妃 / 召喚聖女 / 愚王 / 侵略 / 国を乗っ取る / ざまぁ / 残酷な描写あり
短編 2024/06/14 07:10更新
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最終取得日時:2024/09/19 12:11
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