異世界[恋愛]

焼きたての香りが消えるころ、わたしの初恋も終わりを告げました。私は、もうあなたを待ちません。

王都の学園へ進学した幼馴染は、貴族令嬢を連れて帰ってきた。

エマは、彼の隣でパンを焼く未来を信じていたのに。

最後に焼いたのは、幼い頃ふたりで「将来の看板メニューにしよう」と約束したパン。

けれど彼は来なかった。
だから私は、もうあなたを待たない。

初恋を終わらせたエマは隣町で小さなパン屋を開き、自分の夢を叶えていく。

数年後、元幼馴染が現れて復縁を求めてくるが――。

焼きたてのパンと共に始まる、やさしい後悔と再出発の物語。

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短編 2026/06/03 15:50更新
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最終取得日時:2026/06/16 12:06
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