詩[その他]

夜(よ)を過ぎたら朝は来るから

-----
扉の向こう側
真っ白な部屋の先に
未来(あした)があるのかどうかなんて
誰も知らない
きっと無い、と諦めてるから
記録を燃やしたわけでもない
もしもの時を考えただけ
忘れてもらえるように
縛り付けないように

忘れたくないと願う人達の
気持ちだって考えたけど

思い出すものが無くなれば
きっと記憶は薄れていくから

君は写真を消しただろうか
忘れてねなんて言ったけど
忘れてないっておもってる

僕はいつも自分勝手だったけど
君もいつも自分勝手だったから

誰かを想うことなんて
そういうものかもしれないけれど

だったら明日を願うことも
そういうものでいいのかもしれない

未設定
短編 2023/10/18 07:00更新
210字 0%
日間P
-
総合P
74
ブクマ
2
平均評価
10
感想数
2
レビュー
0
評価頻度
350%
評価P
70
評価者数
7
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2024/04/27 12:21
※googleにインデックスされているページのみが対象です