ヒューマンドラマ[文芸]

鈍金色のリリーフエース〜常勝球団で酷使されていた俺は、弱小球団のホワイト環境で無双する〜

 常勝球団ウルフェンズ。そのリリーフエースとして活躍する国奏淳也は、酷使されていた。
 最強の打線を擁しながらも、様々なトラブルからウルフェンズのブルペンは崩壊。
 今シーズンの球団の中継ぎ事情を一人で背負ってきた。
 しかし、そんな彼にファンから投げかけられた言葉は、「お前がもっと抑えられたら勝ってたのに」という罵倒。

 ――俺の頑張りは評価されないのか……。

 そう項垂れる国奏の心に沸々と怒りが沸き上がる。

 ――俺だってなぁ! もっと常識的な登板数なら、成績を残せるんだよ!

 複数年契約? 高年俸? 引退後のポスト?
 いいや、そんなものはどうでもいい。
 彼が求めるものはただ一つ。
 ホワイトなブルペン事情と、古巣への"恩返し"の機会。

 これは、フロントには「あなたもう年だし劣化してるからいりません」と放出され、ファンには日本シリーズ敗退の責任を被せられた中継ぎ投手が、移籍先のまともな登板環境で無双する話である。

 割とはっちゃけたタイトルですが、それなりに真面目に書いてるつもりです。多分。

野球 / 男主人公 / 現代 / ピッチャー / 中継ぎ / 酷使 / スポーツ / プロ野球 / ベースボール
全49話完結 2021/07/28 20:00更新
217,203字 (4432.7字/話) 15%
日間P
-
総合P
38,308
ブクマ
8,465
平均評価
9.37
感想数
347
レビュー
2
評価頻度
26.96%
評価P
21,378
評価者数
2,282
週間読者
437
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2025/07/27 01:04
※googleにインデックスされているページのみが対象です