異世界[恋愛]
重すぎた令嬢は、軽すぎた真実の愛の終点を見届ける
「君は完璧すぎて、重いんだ」
そう告げて、王太子は“真実の愛”とやらを平民の少女に向けた。
貴族令嬢クラリスは、婚約を一方的に破棄され、家の名誉を潰され、雪の辺境に追放された。
そして、吹雪の中で死にかけた彼女を拾ったのは――“冷酷王”の異名を持つ隣国の王、ゼフィルだった。
「お前に価値があるなら使う。なければそのまま埋めてやる」
そう言い放つ王のもとで、クラリスは知性と誇りを武器に再び立ち上がる。
やがて王子はスパイに裏切られ、国を壊し、自らの手で全てを失う。
その頃クラリスは、冷酷王に見初められ、各国の前で王妃として戴冠する。
――後悔しても遅いわ。
今さら、私の名を呼ばないで。
BK小説大賞 / HJ大賞6 / ネトコン13 / 集英社小説大賞6 / 女主人公 / 西洋 / ハッピーエンド / 婚約破棄 / ざまあ / ざまぁ
短編
2025/05/25 17:33更新
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最終取得日時:2025/06/05 12:06
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