ヒューマンドラマ[文芸]

老人型のオートマータは少女を見守りながら廃棄を待つ

廃棄処分が決まり、自己廃棄申請を行うために廃棄工場へ向かったJ-71だったが、なんと指定の廃棄工場が倫理規定違反によって閉鎖されていた。既に廃棄寸前だった彼は歩くこともままならず、途方に暮れる。そんな時、一人の活発な少女と出会った。

「ありがとうございます。お名前を教えてもらえますか?」

「メラニー!おじいちゃんのおなまえは?」

「私はJ-71と言います。よろしくお願いします、メラニー」

「ジェ……?じゃあ、ジェイさんで良いよね。よろしくね、ジェイさん!」

これは一人と一台の出会いと別れの物語。

■7/24,25,26,27ヒューマンドラマカテゴリ日間一位でした。ありがとうございます。

日常 / ホームドラマ / 近未来 / 人工知能 / オートマータ / ロボット / アンドロイド / SF
短編 2021/07/23 19:46更新
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最終取得日時:2024/04/28 01:21
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