純文学[文芸]

他人の不幸は蜜の味、そして私は“蜜の味”が大嫌いだ

私には奇妙な体質が備わっている。
それは不幸な人を見ると、舌があまったるく気持ちの悪い“蜜の味”を感じてしまうという体質だ。
その味を消すため、私は人助けに奔走した。
しかし、終わりのないその日々の中で、私の心は荒んでいく。
そんなある日、疲労の溜まった私が道端でうなだれていると、あるホットケーキ屋の娘に助けられる……。

男主人公 / 現代 / 不幸 / 幸せ / 人助け / グルメ / ホットケーキ / 蜜の味 / ハッピーエンド
短編 2024/01/23 16:40更新
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最終取得日時:2024/04/26 12:13
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