現実世界[恋愛]

少女型嘘発見器

「そいつは孫娘のリツだ。他人の心を読むことが出来る」

湘南にほど近い神奈川某所、郊外にたたずむ古びた洋館。
館に住むのは富豪の老人・黒川蔵人と、十五歳になる彼の孫娘で他人の心を読むことのできる少女・リツ。

『僕』はその館に、住み込みのお手伝いとして勤めることになる。

他人を信じることなく、館にこもったまま資産を増やし続ける蔵人老人。
感情を見せることなく、ただ老人の『嘘発見器』として傍らに佇む少女リツ。
始めはとまどう『僕』だったが、やがて、心を読まれながらの館の生活にも慣れて行く。

そんな『僕』に、ある日、リツが問いかける。
「……私が怖くないんですか?」
正直に「怖くない」と答える『僕』に、リツは予想外の反応を見せた。
「……あなたみたいな人は、初めてです……辞めないで、下さいね」
そう言って――はにかんだような、愛らしい、笑みを浮かべたのだ。初めて見せる、感情を露わにした彼女の表情。
「……うん。辞めないよ、リツちゃん」
リツに認められたことが嬉しくて、『僕』は笑顔で頷いた。

――後になって知る。
彼女のその一言が、恐ろしい出来事の始まりだったのだということを……

※プロローグ+全三章
※ヤンデレものです

R15 / サスペンス / サイコホラー / シリアス / ダーク / 現代 / 超能力 / ヤンデレ / 三角関係 / 執事 / メンヘラ / 女子中学生 / 女子大生 / 洋館
全25話完結 2017/06/18 12:24更新
40,393字 (1615.7字/話) 32%
日間P
-
総合P
193
ブクマ
40
平均評価
8.69
感想数
5
レビュー
0
評価頻度
32.5%
評価P
113
評価者数
13
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2026/10/11 02:30
※googleにインデックスされているページのみが対象です