空想科学[SF]
和平の光
寂れた公園の砂場を想像する。そこは砂が僅かしかなく、下地のコンクリートが見えている。手に擦り傷を作って、その僅かな砂をかき集め、ようやく二つの砂山ができ、それぞれに旗を立てる。
……と、そのように地球の資源は枯渇し、現存する国は残りたった二つとなった。環境破壊の末に住む場所を追われ、奪い合いの戦争と併合を繰り返し、できた二つの国。それぞれが相手を吸収しようとし、どちらが最初ともなく戦争が始まった。そして長らくの時が経ち、今は息継ぎの時間とでもいうのか、睨み合いが続いている。
それを打開すべく、作戦本部に呼ばれた彼は、将軍からある作戦を言い渡された。
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短編
2024/07/07 11:00更新
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最終取得日時:2025/07/09 12:25
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