現実世界[恋愛]

私の作った煮物は捨てられた 〜「出ていけ」と言われた女の話〜

おいしく食べてほしくて作った煮物は、翌朝、生ごみに押し潰されていた。

まだ、あんなふうに捨てられても、私はあの人を嫌いになれない。

えがおを向けてもらえなくても、同じ場所にいられるだけで幸せだった。

はじめから多くは望んでいなくて、帰りの遅いあの人を待つだけで幸せだった。

だから今度は、ネギと生姜の雑炊を作った。

れんじつ帰りが遅くなるほど、あの人を思う気持ちは深くなっていった。

だれよりもあの人を見てきて、誰よりもわかっているのは私。

R15 / 残酷な描写あり / ESN大賞10 / BWK大賞1 / シリアス / ダーク / 女主人公 / 現代 / バッドエンド / 片思い / すれ違い / 後味が悪い / 不穏 / 認識のズレ
短編 2026/04/07 20:10更新
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最終取得日時:2026/04/29 12:07
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