異世界[恋愛]
どうせ他人に捧げられるのなら、最後に嘘を暴かれたい。
『アルティラ。あなたには申し訳ないが、私との婚約はなかったことにしてくれないか』
まだ言われていないにもかかわらず、伯爵令嬢アルティラには、婚約者の侯爵令息クロアの台詞が予想できた。
王子の側近である彼は、アルティラを王子の側室に捧げる気なのだと、容易に想像できた。
彼女はクロアを揺さぶり、試す。果たしてアルティラの愛した婚約者は、彼女の嘘に気づいてくれるのか。
※「どうせ破談になるのなら、その本性を暴きたい。」に言及のある辺境伯令嬢、アルティラ視点のお話です。
シリアス / 女主人公 / ハッピーエンド / 微百合 / 微ざまぁ / 婚約破棄 / 側室 / 嘘つき / ガールズラブ / 異世界転生
短編
2024/12/08 07:10更新
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最終取得日時:2024/12/26 12:06
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