純文学[文芸]

【完結】さよならの代わりに、この一皿を〜私が好きになったのはこの世にいない料理人でした〜


大学二年生の夏。
叔父から「腰を壊した」と連絡を受けた私は、叔父が営む小さな洋食店で働くことになった。

ふと思い出の料理を作っていると、背後から聞き馴染みのない無愛想な声が。
なんでも、一年前までこの店を任されていたシェフらしい。
けれど彼は──もう、この世の人ではなかった。

私以外には誰にも見えない存在。
それでも彼の料理は、ちゃんと温かくて、ちゃんと美味しくて。
料理の腕も確かだったけれど、それ以上に──

無愛想だけど、優しくて、思いやりがあって、ちょっと不器用な人。
気づけば、私はそんな彼に恋をしていた。

でも、ずっとこのままではいられないって。
どこかできっと、わかっていたんだ。

さよならの代わりに、私があなたにできること。

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全50話完結 2025/07/23 21:03更新
114,738字 (2294.8字/話) 25%
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最終取得日時:2025/10/28 12:10
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