ホラー[文芸]

あなたの友達のことを書いてください。あとでお話を聞くことがあります

『教室の窓の向こうに、お姉さんが立っています』
『私が友だちと話していると、お姉さんは笑ったままで窓をたたきます。私が気づくまで、ずっとたたいています』

僕らの教室は、三階にあった。




二十六歳で突然亡くなった友人、相模。
形見分けで訪ねた彼の部屋には、古い文集と、子どもたちの訃報を集めたノート、誰もいない教室の写真が残されていた。

文集には、「お姉さん」を友達だと書いた子どもが二人いた。
その二人は、どちらもそれから一年以内に亡くなっていた。
そして相模も、死ぬ前には頻繁に「友達」に会いに出かけていたという。



僕は、友人の名取川さんと、相模が遺した写真の場所を訪ねることにした。

相模はいったい誰に、――何に、会っていたのか。

残酷な描写あり / ESN大賞11 / 男主人公 / 人外 / 現代 / 怪談
全13話連載中 2026/10/13 20:23更新
51,147字 (3934.4字/話) 33%
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最終取得日時:2026/10/14 12:06
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