純文学[文芸]
クリームソーダのきもち
ふつうのOLだったあたしはトラックに轢かれて転生し、アイスクリームのバニラになった。アイスクリームショップ『フォーティーワン』で毎日お客さんに熱いまなざしで見つめられ、お口の中でとろけて死ぬのは最高だ。人間だった時は死ぬのは怖いことだったのに。
死んでも何度でも産まれ変わる。ずっとアイスクリームで、ずっとバニラだ。でもなんでいつもバニラなんだろう? たまには変わったアイスにもなりたいよ。
そんなことを思ってたけど、ある時明治時代のアイスクリームソーダに転生して、バニラは尊いのだということを知る。あのメロンソーダの上に乗るのは、あたししか似合わないのだ!
クリームソーダ祭り
短編
2024/08/25 15:36更新
2,182字 20%
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最終取得日時:2025/07/09 12:23
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