純文学[文芸]

雪灯り、夜の色、明けの時、二人で過ごす宿の部屋。

 春は朧月の光がやんわり明るく照らす夜の色。
 夏は蛙の合唱が賑やかに蛍が飛び交う夜の色。
 秋は冴え冴えとした月が澄んで広がる夜の色。

 坪庭に面した窓。障子を閉めようか。君に話すと開けときましょうと意外な答え。

「雪起こしが来ているから」

R15 / 日常 / 和風 / 現代
短編 2022/02/20 10:21更新
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最終取得日時:2024/05/15 01:06
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