異世界[恋愛]
たかが子爵嫡男に高貴な人たちがグイグイきて困る
レイは子爵家の嫡男である。
この春に王都にあるワシントス王立学院に入学する為、故郷であるクロイツェル領を離れる事になっている。領地持ちに子爵家嫡男とはいえ、その領地は王国でも辺境であり、所詮は子爵家。上級貴族やましてや王族などには縁がない家格である。領地も辺境の為、王都で権勢を誇ろう、家格を上げようなどとは全く考えていない。むしろ興味がない。自領の運営だけで十分なのだ。
なのにどうした事だろう。入学前には公爵令嬢、伯爵令嬢、入学してからは王子にまで話かけられる。おかしい、たかだか子爵嫡男である。みんな気安く話かけ過ぎではないだろうか?話かけられる身分の低い側は正直困ってしまう。それはそうだろう、だってうちは子爵家である。
だからレイは本当に思う。「勘弁して欲しい」と。
出世欲のない、ただの子爵嫡男が、気が付けば、注目される存在になり、気が付けば、英雄と呼ばれる存在にまで、本人の意図とは別にのぼり詰める話。
舞台はゲーム類似世界で異世界転生要素あり。ただし主人公は転生者ではありません。
R15 / 残酷な描写あり / 異世界転生 / 身分差 / 乙女ゲーム / 日常 / 青春 / 冒険 / コミカライズ / シリアス / 男主人公 / 恋愛 / 学園 / 書籍化 / 魔法 / ハッピーエンド / ゲーム
全140話連載中
2020/09/11 00:24更新
601,391字 (4295.7字/話) 57%
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最終取得日時:2025/02/24 01:50
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