異世界[恋愛]
五歳児の口から、婚約者の声がした
『少しくらい不安にさせたほうが、あいつは黙る』
五歳の迷子フィーの口から、婚約者ジェイドの声がした。
フィーは、触れた物に残る強い気持ちを、本人の声で拾ってしまう。
彼女が触れたのは、ジェイドの幼馴染が「二人だけの秘密」と刻んだ贈り物だった。
けれど、その声を聞く前に、クラウディアは婚約解消を告げていた。
三週間前から用意していた手紙へ、今度こそ自分の名前を書いて。
暴かれたのは、隠された恋ではない。
クラウディアを傷つけ、自分を疑わせ、最後には謝らせるために交わされた相談だった。
宴にいた全員が聞くなか、二人は自分たちの声で、自分たちの逃げ道を塞いでいく。
自分の痛みを信じられなかった令嬢と、自分の聞く声を誰にも信じてもらえなかった五歳児が、互いを信じ、帰る場所を手に入れる物語。
女主人公 / ハッピーエンド / 婚約解消 / 婚約者 / 女友達 / 幼馴染み / モラハラ / ざまぁ / 因果応報 / 特殊能力 / 迷子の少女 / 貴族 / 短編
短編
2026/07/19 12:14更新
8,406字 49%
8,406字 49%
日間P
-
総合P
2,328
ブクマ
45
平均評価
8.57
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
580%
評価P
2,238
評価者数
261
週間読者
677
日間イン
5回
ベスト
97位
最終取得日時:2026/08/09 12:06
※googleにインデックスされているページのみが対象です