異世界[恋愛]

美形だけど無表情な人形剣士に「私の鞘になって下さい」と言われたけど、そんなのお断りです!

ハイルング子爵家長女のシャイデは焦っていた。
妹のモイスヒェンがお金持ちとの婚約を決めてきて、「お姉様はまだご婚約なさいませんの?」と煽って来たからだ。
何としても妹の鼻を明かしてやろうと思っていた矢先、王宮で未婚の娘を集めた晩餐会が開かれた。
若き王シルト・ケーニヒが即位したばかりであり、王妃の座が空位であった事から、シャイデは好機と王宮に向かった。
しかしその会は美形で無表情のため、人形剣士と呼ばれる国王直属剣士シュヴェアート・レーレの婚約者探しの為のものであった。
令嬢達が色めき立つ中、シュヴェアートではモイスヒェンの鼻を明かさないと輪に加わらないシャイデ。
しかしそこにシュヴェアートがやって来てこう言った。

「私の鞘になって下さい」

その場では戸惑うも、国王シルトに近付く為に了承するシャイデ。
人形剣士と腹黒令嬢の奇妙な関係の行方は……?

日常 / 青春 / ラブコメ / ほのぼの / 女主人公 / 西洋 / 腹黒 / 美形 / ハッピーエンド
全20話連載中 2024/01/15 21:00更新
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最終取得日時:2024/05/16 12:25
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