異世界[恋愛]

【完結】断罪された悪役令嬢は存在ごと消されました ~見えません、聞こえません、でも殿下の毒杯くらいは弾けます~

前世はごく普通のOL。唯一の趣味は学園恋愛ゲーム。
推しは第三王子。温厚で、誠実で、どうしようもなく顔がいい。
気がつけばそのゲームの悪役令嬢に転生していた。

断罪は覆せない。どれだけ対策しても、シナリオの強制力が全部潰してくる。
入学式の壇上で婚約破棄。退学宣告。控えの間に連れていかれて——
光に包まれた瞬間、私は透明になった。

声が出ない。姿が映らない。文字を書いても消える。
触れても「風かな」で済まされる。

それでも殿下のそばにいた。
毒の杯を弾いた。刃を逸らした。嘘を暴いた。
全部、殿下には見えないところで。

殿下は夜の礼拝堂で祈っていた。
「リゼット・ヴァルシアのことも、どうかお守りください」
——ここにいるよ。あなたの、すぐ後ろに。

届かない声。触れられない手。それでも離れられない。
これは透明な私が、見えない距離ゼロで推しを守り続ける、どうしようもなく一方通行な恋の話。

異世界転生 / BWK大賞1 / BK小説大賞2 / 集英社小説大賞7 / 女主人公 / ハッピーエンド / 悪役令嬢 / ESN大賞10 / すれ違い / じれじれ / 不憫主人公 / 透明化 / 認識されない / 王子 / 健気
全34話完結 2026/05/09 14:10更新
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最終取得日時:2026/06/24 12:08
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