【書籍化】オルクセン王国史 ~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~【コミカライズ】
「平和なエルフの村に、オークたちが攻め込んできた」
「平和なエルフの森を、オークが焼く」
溢れるほどよく目にする、そんなフレーズ。
では、彼らは一体なぜエルフの国に攻め込むのか。
国を亡ぼすほどの大軍勢を、どうやってその場に送り込んだというのか。
そんな疑問に挑む、ひとつの近代ファンタジー。
世に科学の進展あり、産業革命があり。
ときは「剣と魔法」の時代から、「銃と魔法」の時代に移り変わったあと。
オーク族・コボルト族・ドワーフ族・大鷲族・巨狼族の魔種族連合国家オルクセン。
人間族からさえ、もっとも歴史古く清楚な存在だと思われている、エルフたちの国エルフィンド。
歴史的対立を深める両国家の国境で、オーク族の王にしてオルクセン国王グスタフ・ファルケンハインと、凄惨な民族浄化に故国を追われたダークエルフ族氏族長ディネルース・アンダリエルは、邂逅する。
ふたつの国家の存亡をかけた国家総力戦の行方は。
そして、過酷な環境下で出遭った、ふたりの運命は。
軍事、内政、外交。
陸、海、空。
膨大な数の、膨大な者たちの、膨大な命の紡ぐ、異世界近代歴史絵巻の開幕。
※「これは異世界兵站小説だ!」「軍事だけじゃない、内政も外交も描かれている」「飯テロ許すまじ」等々の反響多数をSNSで頂き、なろう近代ファンタジータグ総合にてついに1位のご愛顧を...
※Pixiv百科事典及びNicoNico大百科にて有志の皆さんによる項目が出来ました。
※ファンムービー、イラスト、フルスクラッチモデルまで。ありがとうございます。
※2021年末、本編無事完結しました。外伝開始。
※2022年2月、第三回キネティックノベル大賞最終選考ノミネート。
※2022年4月、ドリコムメディア大賞二次選考残留
※2022年10月、第2回一二三書房WEB小説大賞金賞受賞。書籍化及びコミカライズ確定。
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