異世界[恋愛]

ある侍従Aの献身~主が静かに暮らしたいと言ったので国を少し片付けました~

婚約破棄された。

国外追放もされた。

でもヴィオラ・フォン・ローゼンバーグは泣いていない。

むしろ大喜びだった。

嫌いな王子との婚約も、面倒な貴族社会も、これで全部終わりだからだ。

隣国で静かに暮らす。

そのための準備も何年も前から済ませていた。

だから安心していた。

長年仕えてくれた侍従セバスチャンが、

「少々、後始末をして参ります」

と言い残して王都へ戻るまでは。

数か月後。

国が滅びかけているという噂が届く。

どうやら私の侍従が何かしたらしい。

でも本人はこう言うのだ。

「私はただの侍従Aでございます」

――主が静かに暮らしたいと言ったので、国を少し片付けました。

残酷な描写あり / JR西じゆうに大賞1 / BK小説大賞2 / 集英社小説大賞7 / ハッピーエンド / 婚約破棄 / ざまぁ / 悪役令嬢 / 追放 / 聖女 / 侍従 / 溺愛 / 勘違い
短編 2026/06/13 19:22更新
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最終取得日時:2026/09/27 12:11
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