異世界[恋愛]

とある伯爵令嬢の諦念とそれから。

アルムグレーン侯爵夫人は馬車に揺られながら腕を拱いた。
可愛い孫からの手紙に「好きな子がいるけど卒業まで様子見かな」と書いてあって「我が孫ながら……」と溜息を吐いた日を思い出す。
あの子が手を出すのを躊躇うくらいだ。相手方に何かしら問題があって、その問題の解決が卒業後になるだろうと見込んでいるらしい。
何を悠長なことを。
祖母に“知られても構わない”相手ができたというのに“見てるだけ”のつもりだとは。暢気なところは祖父に似たに違いない。
孫の尻を叩けるのは自分だけだ。
意を決したアルムグレーン侯爵夫人は結婚後数十年ぶりに初めて祖国に戻る決断を下す――。

※孫メインの話。おばあちゃんはそんなに出て来ません。

ハッピーエンド / 貴族 / 伯爵令嬢
短編 2025/02/24 21:30更新
24,185字 55%
日間P
-
総合P
7,814
ブクマ
343
平均評価
8.81
感想数
0
レビュー
0
評価頻度
235.86%
評価P
7,128
評価者数
809
週間読者
-
日間イン
13回
ベスト
34位
最終取得日時:2026/07/12 12:38
※googleにインデックスされているページのみが対象です