異世界[恋愛]
息子が「妻は実務だけしていればいい」と申しますので、嫁は実家にお返ししました
王都から帰った息子が、玄関で立ち尽くしておりました。
絵がない。花瓶がない。妻がいない。
「母上、妻はどこに」
「返しました」
お前が手紙でそう書いたのですよ。実務だけでいい、愛する人を迎える、妻は実家に帰しても構わない、母上がいれば十分だ、と。
仰せの通りにいたしました。持参金も、馬車も、あの子が連れてきた者たちも、全部まとめて。
――なお、あの子の実家では「返品は受け付けておりません」と言われました。貸しただけ、だそうです。
ESN大賞11 / 女主人公 / 西洋 / 中世 / ハッピーエンド / ざまぁ / 姑 / 嫁姑 / 離縁 / 親視点 / 有能嫁 / 元夫の後悔
短編
2026/10/02 18:54更新
4,876字 63%
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最終取得日時:2026/10/04 12:05
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