現実世界[恋愛]

僕たちは若い。

「受かったよ」
「…そう。おめでとう」
 それは大学の合格発表日。午前10時に解禁された合格者の受験番号に「298」があったことを確認すると、僕はすぐに彼女に電話した。数秒の間の後、どこか泣きそうな声で君はそう言った。
「うん。…ごめん」
「謝らないで」

劇的に短いです。切ない感じ。「僕」と「君」しか出てきません。

青春 / 極短 / せつない
短編 2021/05/03 22:38更新
1,273字 55%
日間P
-
総合P
506
ブクマ
32
平均評価
7.75
感想数
2
レビュー
0
評価頻度
178.13%
評価P
442
評価者数
57
週間読者
-
日間イン
0回
ベスト
圏外
最終取得日時:2025/05/11 01:20
※googleにインデックスされているページのみが対象です