現実世界[恋愛]
僕たちは若い。
「受かったよ」
「…そう。おめでとう」
それは大学の合格発表日。午前10時に解禁された合格者の受験番号に「298」があったことを確認すると、僕はすぐに彼女に電話した。数秒の間の後、どこか泣きそうな声で君はそう言った。
「うん。…ごめん」
「謝らないで」
劇的に短いです。切ない感じ。「僕」と「君」しか出てきません。
青春 / 極短 / せつない
短編
2021/05/03 22:38更新
1,273字 55%
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最終取得日時:2025/05/11 01:20
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