パニック[SF]
富士山の見えない場所へ ―三時間後の富士山噴火を予知した僕は、ママチャリで日本海を目指す―
桜塚融には、一秒先から三時間先までの未来を見る力がある。
その力を利用し、彼はネット上で『三時間後までの未来を予言するアカウント』をひっそりと続けていた。
知っている人には「的中率100%」と言われている都市伝説めいたアカウントだが、孤独な彼には大事な居場所だった。
そんなある日、融が視た景色を予言した内容は――
「三時間後、富士山が噴火する」
その言葉は現実となり、東京のインフラが壊滅的な被害を受けるのが視えて、逃げることを決めた融が選んだ逃亡の為の手段は、一台のママチャリだった。
目指すのは、富士山の見えない場所。
だが逃亡の途中で、融は気づく。
三時間先までの未来しか見えない自分でも、目の前にいる誰かの未来なら変えられるのだと。
孤独な予言者の青年が、災厄の先で見つける新しい人生とは――。
男主人公 / 現代 / 富士山 / 噴火 / ママチャリ / 予言
短編
2026/08/05 06:01更新
20,512字 24%
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最終取得日時:2026/08/19 12:06
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