純文学[文芸]
帝国修復師リゼットの返還記録 ――まだ地図にならない町
こちらは完結まで執筆済みですので、全話投稿しちゃいます。
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帝国の南外縁には、征服でも解放でもなく、「返還」と呼ばれる事業の中で名を変えられた街区がある。
帝国修復局に勤める修復師リゼット・オルヴァの仕事は、そこから運び込まれる品々を、規定どおりに直すことだった。
青く灯っていた街灯。左肩に合うよう歪んだ義手。三息目で音が割れる葬送笛。名前をほどかれた布。読めなくなった扉。嘘をついた秤。九分だけ遅れる時計。
帝国の規格では、それらは不良であり、破損であり、修正すべきものだった。
けれど、壊れているものと、壊してよいものは違う。
監査官ユリウス・クラウゼン・ロートフェルトに見守られ、ときに問い詰められながら、リゼットは品物の奥に残された人々の暮らしを読み取っていく。
これは、まだ地図にならない町と、そこに残る名もない痛みを、修復しようとした十の記録。
女主人公 / 職業もの / 文芸ファンタジー / 異世界 / 帝国 / 修復師 / 返還街区 / ヒューマンドラマ / 記録と記憶 / 文化と制度 / 生活の痕跡 / 静かな恋愛 / 余韻 / 短編連作
全10話完結
2026/05/11 20:28更新
58,103字 (5810.3字/話) 27%
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最終取得日時:2026/05/12 12:05
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