ハイファンタジー[ファンタジー]

余りに醜いと死の森に捨てられた豚貴族、精霊に愛され万能の力を得る。しかも心が反映された姿に生まれ変わり最強無双の人の上位存在へと至る。えっ?人間達が攻めて来た?やれやれ本当の親であろうとも分からせるか

公爵家の嫡男である俺、テランは、その豚のような醜悪な見た目により、眉目秀麗で文武両道のチャールズや父ゾック、そして使用人すらからも日々罵られ、馬鹿にされる毎日を送っていた。

しかし、テランはそんな不遇な境遇にも負けず、家督をつぐために日々研鑽を積んでいた。

だが、そんな忍耐と努力は身勝手な家族たちによって無残にも破壊される。

醜いだけという理由でテランを処刑し、弟のチャールズへ家督を継がせようとしたのだ。しかもそれは王家も了解しているという。

「なぜこんなひどいことを。家督が欲しいなら言ってくれればくれてやるのに。家族じゃないか」
「ははははは! 笑わせるな! この豚! 僕はお前を家族なんて思ったことはない!!」

最後の希望まで打ち砕かれ、死の森という魔物が徘徊する森の奥へ全身を殴打された状態で捨てられたテラン。もはや死ぬことは時間の問題と思われた時、彼の魂の美しさに惹かれて一人の女性が現れた。それはこの世界でもトップレベルの女神であり、伝説に残る精霊神リリアーナであった。

テランは彼女に、これまでの研鑽や努力、そして魂の資質を反映した真の姿と力を与えられ、精霊の王として最強無双の存在となる。

とは言え、憎しみや報復などというくだらないことを考えないテランは、マイペースに振る舞う。だが、それを快く思わない公爵家の家族や使用人たちは、勝手にテランに言いがかりをつけようとして、逆に自業自得の形で自滅していく。

また、精霊の王として精霊国を建国するすることで、自分を殺すことを了解した公爵家や王家は、テランに見捨てられどんどん衰退していってしまう。

これは魂の美しさによって本来の姿と力を得たテランが、地上最強の存在として無双するとともに、女神リリアーナをはじめ、いつの間にか仲間に加わる女性たちと彼が織り成すハッピーエンドの物語である。

ざまぁ / 主人公最強 / 豚貴族 / 家族追放 / 現地主人公 / 成り上がり / 女神に溺愛される / チート / もう遅い / ハッピーエンド
短編 2022/11/04 18:01更新
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最終取得日時:2024/05/13 12:47
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