筆耕マギーは沼のなか
マギーは、カンティフラス王国の筆耕官。
王宮に勤め、さまざまな文章を手書きするのが仕事だ。
あらゆる国や時代の文字、書体を知るのが大好きな彼女は、
自分の仕事がまさに天職。毎日が楽しくて仕方ない。
そんな彼女はある日、学生時代の先輩から、
ラブレターの返事の代筆を頼まれる。
先輩がもらったラブレターの便せんの飾りには、一般には知られていない魔術文字が使われていた。
不審に思ったマギーは、その謎を知りたいと思った矢先、
ひとりの魔術師と出会う。
フィリアス・テナント第2魔術師団長。
彼は国で5人しかいない特級魔術師で、
そして、魔術にしか興味のない、コミュニケーション不全の変わり者だった。
趣味が高じて、魔法陣まで筆写できるマギーは、
すっかり、フィリアスに気に入られ、
言葉の足りない彼に、振り回される日々が始まる。
そのマギーの飛び抜けた魔法陣の才能が、
やがて大きな事件につながっていき——
「俺には、君の言うことが、
生きているというのが、よくわからない。
だが、君の描く魔法陣は、とても美しいと思う」
文字を愛する女の子と、
孤独を生きる魔術師が、
出会って、世界が変わっていく。
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初投稿となります。どうぞよろしくお願いいたします!
ごはん描写が多いので、おなかが空いている時には、お気をつけくださいませ。
※「カクヨム」にも第1部のみ投稿中です。
【関連作品】
『ガラス屋ニーナは瑠璃のなか』(完結)
https://ncode.syosetu.com/n2454jq/
フィリアスのお兄ちゃん、ハーフォードが若かりし頃、
嫁に出会ってどハマりする話です。
子どものころのフィリアスもちょこっと登場します。
『灯台守の十二か月〜いけにえ少女と最果てスローライフ〜』(完結)
https://ncode.syosetu.com/n7405ka/
マギーが筆写していた北国の灯台守の日記。
その灯台の今の様子をのぞいてみると……?
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