ヒューマンドラマ[文芸]

この世界に、声がなくても【完結】

過去に縛られている少年、蔦森善吉は、
罰ゲームの一環で、ひとりの少女に告白した。
少女の名前は――恋仲ひな緒。
声を持たず、喋ることができない彼女だった。

冗談のつもりだった。
だが返ってきたのは、一頁のノートと、一発のビンタ――
沈黙のまま、彼女は拒絶を叩きつけた。

それで終わるはずだった。
しかし、SNS、いじめ、家庭の影、心の傷――
現実の光と影が、舞台の観客のように彼らを照らし出す。
現代を生きる高校生たちは、さまざまな「声」をぶつけ合い、
必死に、届くことを信じて手を伸ばし続ける。

これは、過去を赦し、誰かを壊し、
そして自分さえ疑いながら、再び立ち上がろうとする群像劇。

声がなくても。名前を呼べなくても。
それでも届くものは、きっとある――そう信じて。

――――――

8/5 【完結】/10/13 PV 5,500突破!
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R15 / 残酷な描写あり / シリアス / 学園 / 現代 / 群像劇 / 青春 / 現代ドラマ / ヒューマンドラマ / 喋られない少女 / SNS / ノート / いじめ / 心の傷 / 希望 / 家族 / 成長
全33話完結 2025/08/05 20:22更新
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最終取得日時:2025/10/29 12:13
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