異世界[恋愛]

恋する気持ちは計画的に

「私に何かご用でしょうか?」
「君にお願いしたいことがあってね」
「…お願い、ですか?」
 リリアの言葉にジルは頷いた。そして端正な顔に妖艶な笑みを浮かべて言ったのだ。
「俺と恋人のふりをしてくれませんか?」
「……」
 言葉の意味を理解できず、リリアは一瞬時が止まったように固まった。
「リリア嬢?」
「……今、なんと?」
「だから、俺の恋人のふりをしてほしいんだ」

恋愛 / ほのぼの
短編 2025/03/15 00:25更新
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最終取得日時:2025/05/08 12:08
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