異世界[恋愛]
『君の代わりなんていくらでもいる』と言われたので、代わりを探す旅に出ます
体が弱いことを、ずっと自分のせいだと思っていた。
男爵家の薬草令嬢コレットは、公爵家の許嫁に婚約破棄を告げられた日、泣くでも怒るでもなく「薬草園の管理はどなたが」と訊いた。予防薬の在庫を引き継ぎ、父の薬草図鑑を抱えて旅に出る。自分の体を治す薬草を探すために。
旅の途中で出会ったのは、無口な剣士と、やけに人懐こい犬。剣士は名前だけ告げて姓を言わず、犬は初対面のはずなのにコレットの薬草袋に顔を突っ込む。
行く先々で薬を作り、人を治し、少しずつ噂が広がる。「ダレス公爵家の予防薬より効く薬草のお嬢さん」と。
けれど旅の果てに見つけたのは、自分の体が治せないという事実だった。
病弱は病気ではなかった。それでも歩き続ける理由を、剣士の不器用な一言が教えてくれる。
やがて元許嫁の領地で疫病が広がり始める。あの屋敷に漂う甘い香りの正体に、コレットはまだ気づいていない。
異世界恋愛 / 女主人公 / ハッピーエンド / ざまぁ / 婚約破棄 / 溺愛 / 薬師 / 西洋
全10話完結
2026/04/06 12:11更新
22,573字 (2257.3字/話) 34%
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最終取得日時:2026/04/07 12:05
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