大好きな幼馴染にゲームで負けたら、罰ゲームとして【幼馴染ガチャ】という変なものを引かされた件について
どこにでもいるソシャゲ好きの高校生である俺、御手洗 飛鳥には想いを寄せている幼馴染がいる。
その幼馴染——小鳥遊 結愛は学校一の美少女で勉強もスポーツも出来るうえ、人当たりも良くて行儀も良いという完璧人間だ。いたって普通の俺には勿体ないくらいの幼馴染だ。
そんな結愛は、俺の家の隣に住んでいる。部屋も窓から行き来が出来るくらい近くにあるため、結愛はほぼ毎日俺の部屋に遊びに来る。
それはいいんだが……うちにいる時の結愛は外とは違う。
「飛鳥~おかし食べたい。何かない?」
「ない」
「え~!? あたしの為に用意しておいてよ~!」
と、俺のベッドを奪って寝転がりながら言う結愛は、かなりワガママで子供っぽい。外では猫を被っているだけという事だ。
そんな結愛はかなりのゲーマーという事もあり、俺の部屋で良く対戦をする。だからこの日もいつも通りゲームをしようとしたんだけど、結愛が変な事を言いだした。
「じゃあ負けた方は罰ゲームね!」
自慢じゃないが、俺のゲームの腕は良くない。一方の結愛はどんなゲームでもうまいため、勝つことは難しい。
だから罰ゲームなんて嫌だと断ったんだが……
「……飛鳥、もしかして怖いの~?」
「は?」
「まあそうだよね。あたしの方が強いし、毎回負けた上に罰ゲームありとか……惨めすぎるもんね~。いいよやっぱり罰ゲーム無しで」
ここまで煽られたらやるしかねえ! そう意気込んだものの、結果は敗北。どんな罰ゲームをやらされるのかと思っていると、結愛は俺に無料でガチャを引かせると言い出した。
なんだそれご褒美じゃないかって思ったが、引くガチャは結愛のお姉さんが作った【幼馴染ガチャ】というものだった。どうやらお題が出るらしく、それを罰ゲームとしてやるというものらしい。
何が出るのかと恐る恐る引くと――出てくるお題は恋人繋ぎや膝枕など、恥ずかしいものばかりだった!!
こ、こんなの恥ずかしすぎて死んじゃうって! 結愛も嫌がるだろう……って、なんでそんなにノリノリなの!?
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